落石岬灯台へはちょっと歩きます。

根室の落石漁港から落石岬を目指すゲートがありそこから落石岬灯台まで歩いて行けます。途中の景色はとっても素敵なんですが、少し距離を歩くのでお年寄りには辛いかも。この写真の灯台への案内看板を左に進んで正解です。ちなみに地名の「落石」は「おちいし」と読みます。

落石岬灯台へ続く道です。このまま真っ直ぐに砂利道を進むのは間違いですよ〜。でもこのまま砂利道を進んでもスゴイ遠回りですが落石岬灯台に辿り着けそうです。砂利道に轍があるところを見ると、灯台のメンテナンスの担当の方が車で通る道に見えたりもしますね。
落石岬灯台にまだつかないのと言うよりは途中の景色を堪能しましょう。

看板に書いてある通りここから更に工事現場の足場みたいなのから木道を20分歩いて行くことになります。僕が訪れた日は晴れてましたがここにくるまでの道のりは未舗装路になっていて地面がちょっとぬかるんでいたりしたので雨が降ったら長靴が必要かもしれません。

ここから工事現場のような入口を通りズーンと一直線の木道が続きます。その場に立ってみるとよくわかるのですが、ゴールが全然見えません。どこまで続くかわからない一本道。このような道は北海道にはよくありますがその先には絶景と感動が待っていることが多いです。

落石岬灯台へは今林の中の木道をズンズン進んでいきます。所々木道が朽ち果てているので歩くときは注意が必要です。この林の中を真っ直ぐ一本道でゴールが見えない程続く木道があるシチュエーションがあまりないので歩いているだけでテンションがあがりますよ〜

落石岬灯台へ続く木道をテクテク歩いている時に横を見ると手付かずの原生林が広がっています。なんとなく木道が整備されている理由が分かるほど手付かずの自然です。地面は若干湿地帯なのか所々ぬかるんでましたがこの環境を木道で散策できるのはとても幸せですね。

落石岬灯台へ続く林の中の木道を歩いて行くと急に木々のない原っぱのような所に出てきます。木道はまだまだ続くのですがここでエゾジカさんのお出迎えです。この場所でも普段接することのない野生動物とよく出くわしますがあまり人を意識せずにマイペースに食事してますね〜

落石岬灯台へ続く木道ですが、林を抜けて原っぱから遠目に林が見えてます。エゾジカもチラホラ見えますがだんだんとエゾジカが近くにいる環境に慣れてきました。だけどエゾジカって人を襲ったりしないよね?なんて心配するぐらいまで近くで見ることができました。

落石岬灯台へ続く木道で遭遇したエゾジカです。写真をよく見ると一匹のエゾジカがこっちをガン見してますね。きっとこの子たちも人間が怖いのかもしれません。この木道は良い意味で人間と動物を隔てているのかもしれません。しかしこの原っぱで何を食べているのでしょうね。

落石岬灯台へ続く木道のゴールがやっとこ見えてきました。林の真ん中の青空に続く真っ直ぐに伸びた木道がとても素敵です。ここまでみ舗装路から木道へと20分弱歩きましたが普段見ることのできない景色とエゾジカのお出迎え等の非日常をたっぷりと味わう事が出来ました。

落石岬灯台へ続く木道の終着点がやっとこ見えてきました。林を抜けてぱっと何もなくなり視界が開けて落石岬の看板が出迎えてくれます。遠くに落石岬灯台も見えてますのでもう少し歩かないといけないですがここは景色の移り変わりがとても極端で歩いていてもとても楽しいですね。

落石岬灯台へ木道を通り抜けて熊笹の原っぱをズンズン進んでいきます。ここは落石岬灯台と木道以外には見渡す限りの熊笹の丘陵地帯と海しかないのですが、今空間の抜け感がとても新鮮で感動しました。ネットでちょこっと調べて来ただけなのですがこの場所はアタリですね。
落石岬灯台は一見小ぶりの灯台ですが。。。
絶景の中にポツンと建っている灯台

やっと目的地である落石岬灯台までやって来ました。見渡す限りの熊笹の原っぱで人工的な建造物はこの灯台だけです。一見小ぶりな灯台ですが崖の際に建っているため海面からの高さは十分なんだと思います。小ぶりの灯台を崖地の際に建設して高さを確保する手法は北海道でよく見かけますね。

落石岬灯台の紅白と空の青さがとってもきれいですね。残念ながらこの灯台は上に登る事が出来ません。まぁもともとあんまり建物自体に高さがないので登ってもそんなに変わらないとは思いますが、なんか登りたくなるんですよね。
来た道と同じ道で引き返しても新たな発見があって楽しいですね
同じ道を引き返しているのに新たな発見と感動がありましたね。

落石岬灯台を後にして帰り道の風景です。行きでは全く振り返らなかったので気がつきませんでしたが、後方にも良い景色が広がってましたね。一本の直線の木道が良い味を出していると思います。絶景ポイントに来たら後を振り返るってのをこれからはやってみようと思います。

落石岬展望台からの帰り道。木道の脇で水芭蕉を見つけました。北海道は普段都会に住んでいると絶対に見られない植物が何気なく生えていたりしますね。きっと北海道に来てから見落として気がつかないけど珍しい植物が一杯あるんだろうなと思いつつ北海道の魅力を感じてます。

落石岬灯台への道のりのおさらいですね。写真の車の轍の通りに進んだら間違いです。もしかしたら落石岬灯台へつけるかもしれませんが、遠回りになると思います。写真の左側に写っている寂れた看板の通りに道っぽくない方面に進むと木道が見えて来ますよ。

落石岬灯台へはこの地面が黒くなっている方面に進んでいくと先ほどの木道に出て来ます。すぐ横に砂利道の轍がありますがそれを無視してこちらに進むのは少し抵抗感がありますね。写真にある看板がないと絶対にわからないですね。こんな小さなアドベンチャー感も北海道の魅力の一つですっ
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