夕暮れ時の美幌峠

夕暮れ時の道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠を散歩してみました。ちょっと空が曇っていて残念ですが、そんなことよりとてつもなく寒かった。ここは真夏は涼しくて良いんですがゴールデンウィーク時期の夕方ごろはお勧めできないかも。でも景色最高ですので寒さ覚悟で訪れるのはアリですね。

美幌峠の美空ひばりの石碑です。何年も前からここにある事は知っていましたが今回改めてじっくり眺めてみると「美幌峠」っていう歌を美空ひばりさんが歌われているんですね。僕は美空ひばり世代ではないので思い入れはあまりないのですが、特に地元では思い入れがあるんだろうなぁって思いました。

美幌峠は展望台の上まで結構登りが続きますが展望台まで登りきって周りの景色を眺めると屈斜路湖などを眼下に見下ろすことができたりととても素晴らしい景色を眺めることができます。オンシーズンには人で溢れかえる道東有数の観光地ですので一度は訪れる価値が充分ありますね。

美幌峠の展望台を上り切った場所から眺める日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖です。少し曇り気味なのが残念ですが、それでも標高575mから眼下に見下ろす絶景の湖の先に見える知床連山と硫黄山を薄らと確認できるので道東の主な景色をセットで楽しめるお得なお勧めの場所です。

美幌峠の展望台からは眺めが良いのですが、地面は歩きにくいくらいに荒れています。ここら辺は風を遮るものが一切なく屈斜路湖から強い風が吹き上がってくることが多いのですが、地面のひび割れをみると真冬のすざましい環境が容易に想像できますね。

美幌峠から眺める屈斜路湖は北海道の東部に弟子屈町にある湖で日本最大のカルデラ湖でもあります。冬季は全面凍結する淡水湖としても日本で一番の面積があったりします。また湖の中央には日本で最大の湖中島もありとても貴重な大自然を観察することができます。

屈斜路湖ですが昔はクッシーなるものが居るのではと騒がれていた湖でもあります。また屈斜路湖の湖畔の浜辺を掘ると温泉が出てくるポイントもあるみたいですね。もし温泉を掘り上げなくても足湯もあるみたいです。調べてみると北海道でもまだまだ知らなかったことが出て来ますね〜
おまけのニポポ人形

網走の東横インのロビーにあるニポポ人形です。僕はニポポ人形と言えば昔懐かしいファミコンのゲームに出て来た人形だねって知識しかなかったのですが「ニポポ」とはアイヌ語で「小さな木の子供」って意味で元々アイヌの人々がニポポ人形に狩猟の時の怪我や家族を病気から守るお守として大切にされていたものだそうです。
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